栃木県大田原市 めだか生産直販専門店 めだかの杜

台風21号 〜忘れてはいけない教訓〜

2017年10月23日、月曜日。台風21号。

『めだかの杜』にとって、そして、私にとって、初めて自然災害に見舞われました。

大田原市に引っ越してきて、雪の多さや風の強さを経験してきましたが、

まさか、直接大きな被害に遭うことはないだろうと、心のどこかで油断をしていました。

今回の台風の被害を教訓に、二度とこのような被害に遭わないよう備えていこうと思いました。

今回、被害には遭ったものの、ビニールハウスが国道4号線や近所に飛ばされて多くの皆様に迷惑がかかったり、電線に引っかかることがなかったことは、何よりも不幸中の幸いだったと思います。

協力して下さった皆様、ありがとうございました。

被害に遭って落ち込んでいた中、前向きな出来事もありました。

それは、以前から販売棟での作業のしづらさを感じており、ビニールハウスの方角や大きさを検討し、来年2018年に向けて新たなスタートをきる、いいきっかけになったということです。

ここでは、『番外編』として被害に遭ってから復旧までの道のりをご覧ください。

 

台風21号から復旧までの道のり

右側面奥の様子

左側面奥の様子

台風被害 右側面

朝8時頃。私たちは裏庭のビニールが飛ばされそうだったので、そちらの対応に追われていました。そして、近所の方が『ビニールハウスが潰れてるよ』と教えて下さり、販売棟を見に行くと、まさかのこの惨状。『え?こんなことってあるの?』と、驚きと焦りが込み上げてきました。

台風被害 左側面

左の写真の右側面奥だけかと思ったら、まさかの左側面奥もこの惨状。こちらは右側面奥が押しつぶされたことで、左側面のパイプが盛り上がって抜けてしまっています。これはもう立て直しが必要であると諦めている中、強風は吹き続けています。二次被害(飛ばされる)が起きないよう早期対策が必要でした。

左側面奥の細部

右側面奥のめだかの被害

台風被害 左側面奥

こちらは左側面奥の拡大写真です。圧力に耐えられず、側面と正面裏を繋いでいる金具が外れ、大きくズレています。二次被害に繋がらないよう、左下に見えます、青い梯子をロープでつなぎ、飛ばされないように対策をしています。この間も強風は続き、二次被害の事だけを考えている中、もうどうしていいのかわからない状況でした。そんな中、兄や両親は前向きに取り組んでいる姿を見て、私も頑張ろうと常に言い聞かせていました。私もメンタル弱いですよね(笑)。

台風被害 めだか

ビニールハウスの被害だけでなく、めだか達の被害もありました。厚手の発泡スチロールでしたが、この惨状。また、左に見えます、青い容器も割れたりヒビが入っているものもありました。めだか達は発泡スチロールの底でもがいていたり、外に飛び出してしまうものもありました。私や兄、父はハウスの対応をしていたので、母にめだか達の救出をしてもらっていました。大きな被害はありませんでしたが、10匹に至らないめだか達が亡くなったり、また行方不明なめだか達もいました。救えなかっためだか達に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

正面上部

正面下部

台風被害 正面上部

正面上部の様子。こちらはビニールが少しめくれている程度で、パイプや金具は全く影響ありませんでした。

台風被害 正面下部

正面左下部の様子。こちらもビニールがめくれ、カーテン部分のパイプが抜けた程度の被害で済みました。

2階学習部屋からの風景

1階部屋からの風景

台風被害 上見

2階学習部屋からの様子。奥半分が潰れています。『風でこんなになってしまうんだ』と子供のような感想を持つ私。車にロープを繋ぎ、左側の青い梯子と繋いで、二次被害を防いでいます。しかし、この対策でも『もしかしたら飛ばされてしまうかも』というぐらい、風は強かったです。

台風被害 正面

写真では分かりにくいのですが、正面は上部と下部のビニールが少しめくれた程度で、扉やパイプ、金具の被害はありませんでした。

2017.10.24

2017.10.25

復旧開始

台風21号の翌日から、まず販売棟の解体から始まりました。正面を外して、側面の解体と並行して、約半分のめだかを家の前に運び終えました。めだかの小さな容器も、水が半分以上はいっていると、持ち上げ、運ぶだけでもとても大変でした。大きな容器だとさらに重かったです。

解体終了

朝には解体も終わり、めだかの容器の移動も残り半分となりました。この残り半分が大きな容器ばかりでしたので、すぐには移動することができませんでした。そして、こちらは野晒し状態でしたので、盗難被害もとても心配でしたが、被害もなく安心しました。

 

2017.10.26

2017.10.27

新ハウス

被害から3日目、新棟建設に取り掛かりました。こちらは国道4号線沿いに、2棟のビニールハウスを建設することにしました。風の影響、日当たり、販売と繁殖で分ける為、以前の販売棟の半分ずつ2棟建設することにしたのです。幸い、販売棟のパイプは金具は、ほとんど破損することがなかったため、そのまま使用することが出来ました。

学習部屋の風景

2階学習部屋からの風景。ビニールハウスの建設で私が一番大変だと思う作業は、側面のパイプを差し込む作業だと思います。これは土地の土の硬さもあるからです。私の土地には、小石はもちろん、大きな石も植え込んであるため、ご覧のユンボがなくては、とても厳しいです。それでも順調に作業が進んでいるので、何よりもうれしかったです。

2017.10.31

2017.11.6

復旧の夜景

復旧作業から1週間が経ちました。骨組みが完成し、扉を取り付けるところまで進みました。29日にはハウスの上部にビニールを仮止めをしていたのですが、台風22号により、外されてしまうなど、続けての台風でもうだめかと思いました。台風22号も無事去り、ここまで来たら、あとはビニールを張ったり、補強作業の細かい作業のみです。

新棟完成

遂に完成しました。台風21号の被害の翌日の復旧作業から約2週間。以前の販売棟よりもコンパクトになりました。以前の販売棟は、販売スペースと固定品種の繁殖スペースを共同で使用していましたが、今後左側のハウスを固定品種を繁殖する『繁殖棟』、右側のハウスを『販売棟』として、活用していきます。

復旧を終えて

これらの記録を振り返ってみて、

改めて今回の台風21号の被害は、私にとってとても衝撃的なものだと感じました。

そして、これらの記録を見るだけだとスムーズに作業を行えたようにも思えますが、

続いた台風22号の強風は作業を妨げる心配要因となりましたし、

何より、めだかの引っ越しやハウスの建設は時間も迫っていたので、

とても大変なものでした。

そんな中、家族や近所の方々に助けられたことは、

何よりも嬉しかったですし、とてもありがたく感じました。

皆さんありがとうございました。

今後は二度と自然災害に遭わないよう、事前の対策をしっかりしていきたいと思います。

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